コラム

授乳室・おむつ替えのある道の駅。全国439駅、調乳用のお湯がある駅も

2026年10月17日 公開 2026年10月19日 更新

すりガラスの窓から光が入る室内に並ぶ、開いた木製のおむつ替え台と布張りの授乳用椅子。記事タイトルを添えたアイキャッチ
目次
  1. 確認できたのは439駅
  2. 登録要件に「子育て応援施設」がある
  3. 中身まで書かれていたのは93駅
  4. 24時間使えるとは限らない
  5. 地方別の一覧(439駅)
  6. 北海道(16駅)
  7. 東北(46駅)
  8. 関東(16駅)
  9. 甲信越(17駅)
  10. 北陸(11駅)
  11. 東海(53駅)
  12. 近畿(59駅)
  13. 中国(56駅)
  14. 四国(68駅)
  15. 九州・沖縄(97駅)
  16. 数え方
  17. あわせて読みたい
  18. よくある質問

赤ちゃんを連れて車で出かけるとき、どの道の駅で授乳やおむつ替えができるのか。当サイトが各駅の公式サイトと地方整備局のページから書き起こした施設情報を数えました。

確認できたのは439駅

ベビーコーナー(授乳室・おむつ替えの場所)があると出典に書かれていた道の駅は439駅でした。施設情報を確認できた1,037駅のうちの439駅です。

ただし、これは全国でベビーコーナーがある駅の数ではありません。地方整備局のページには「ベビーコーナー」の項目を載せているところと載せていないところがあり、沖縄総合事務局(10駅)のページから取った駅は、トイレ欄にベビーベッドと書かれていた1駅だけです。近畿地方整備局(151駅)のページも、設備の欄に「授乳室」があるのは12駅だけで、ほかはトイレ欄の「ベビーベッド」などの書き込みから数えています。書かれていない駅は、授乳室があっても数に入りません。少なくとも439駅と読んでください。同じ理由で、県や地方どうしの数は比べていません(くわしくは「数え方」)。

登録要件に「子育て応援施設」がある

国土交通省は、道の駅の登録要件の休憩機能に「子育て応援施設(ベビーコーナー等)」を挙げています(道の駅案内 概要)。原文の休憩機能の欄はこうです。

○休憩機能 利用者が無料で24時間利用できる

  1. 十分な容量を持った駐車場
  2. 清潔なトイレ(原則、洋式)
  3. 子育て応援施設(ベビーコーナー等)

駐車場・トイレと同じ欄に並んでいて、おむつ替えや授乳のための場所は、道の駅に求められている設備のひとつということです。この記事の439駅は、それが出典で確認できた駅です。登録要件の全体は登録要件の記事に、遊具や屋内の遊び場がある駅は子どもと遊べる道の駅にまとめています。

中身まで書かれていたのは93駅

439駅のうち、施設情報の文にベビーコーナーの中身が書かれていたのは93駅です。残りの駅の多くは、整備局のページの「ベビーコーナー:あり」の印だけで、授乳室なのか、おむつ替えの台だけなのかは分かりません。近畿地方整備局のページは、授乳室やトイレの欄に「ベビーベッド 1台」「授乳コーナー」のように書いているので、一覧の近畿と福井県の駅にはその記載を添えました(この93駅には数えていません)。93駅の記載からは、次のようなことが読み取れます。

  • 授乳室・授乳スペースに触れているのは58駅です。たがみは授乳室3スペース、かさまは女性用の授乳室2スペースと男性用のおむつ交換室があると書かれています
  • おむつ替えの台・シート・部屋に触れているのは38駅です。むらやまは西側の男女トイレと東側の女子トイレにオムツ交換用ベッド、みのりの郷東金は多目的トイレと男性用トイレにおむつ替え用ベビーベッドがあります
  • ベビーベッド・ベビーシート・ベビーチェアに触れているのは23駅です。雷電くるみの里は男性トイレにベビーシート1・ベビーチェア1、女性トイレにベビーシート2・ベビーチェア5と、数まで書かれています
  • ミルクを作る設備(調乳用のお湯・給湯・レンジ)が書かれているのは7駅です。いちかわは授乳室に70℃以上の調乳専用浄水給湯器、米沢は授乳室に給湯設備1台、季の里天栄はベビールームにレンジとシンク、海南サクアスはミルク用のお湯があると書かれています
  • 子ども用のトイレ(キッズトイレ・子ども用の便器)に触れているのは15駅です。しらぬか恋問館はキッズトイレ2基、てしおは多目的トイレに子ども用の小さな便器があります
  • おむつやミルクを買えると書かれているのは7駅です。KOKOくろべには紙おむつ・液体ミルク専用の自動販売機、しらぬか恋問館とやまがた蔵王にはおむつ自販機、メルヘンおやべには子育て支援自販機があります

24時間使えるとは限らない

登録要件の休憩機能の欄は、「利用者が無料で24時間利用できる」の下に駐車場・トイレ・子育て応援施設を並べています。ただ、当サイトの出典を見ると、ベビーコーナーを使える時間は駅によって書き方が違います。

24時間使えると書かれている駅には、なかさつない、いわて北三陸、かづの、うご、かさま、KOKOくろべ、メルヘンおやべ、石狩「あいろーど厚田」などがあります。ふくしまは、ベビーケアルームのうち一部が24時間です。

一方で、やまがた蔵王の授乳室は9:00〜17:30、遠野風の丘の授乳室やキッズトイレがある施設内トイレは営業時間内のみと書かれています。庄和の授乳室・おむつ替えスペースは、使うときに窓口かインターホンで声をかける形です。夜や早朝に寄るなら、その駅の公式サイトで時間を確かめてください。

地方別の一覧(439駅)

駅名の後ろの注記は、出典に書かれていたベビーコーナーの中身です。注記が無い駅は「ベビーコーナーあり」とだけ書かれていて、中身は分かりません。沖縄が1駅だけなのは、ベビーコーナーが無いからではなく、当サイトの施設情報に記録されていないからです。

北海道(16駅)

東北(46駅)

  • いかりがせき(青森県平川市) 授乳室、親子トイレ
  • こどまり(青森県中泊町) ベビーベッド
  • さんのへ(青森県三戸町) 女子トイレにベビーベッド2台
  • いなかだて(青森県田舎館村) ベビーベッド
  • よこはま(青森県横浜町) 授乳室。女性トイレ内にベビーベッド
  • ふなこし(岩手県山田町) 女性トイレにオムツ交換台付きの個室1とオムツ交換台1、親子対応の個室
  • みやもり(岩手県遠野市)
  • いわて北三陸(岩手県久慈市) 授乳室は24時間
  • かわさき(岩手県一関市)
  • 紫波(岩手県紫波町)
  • たのはた(岩手県田野畑村) 授乳室(正面入口から右側の飲食コーナーの先)
  • のだ(岩手県野田村) 授乳室/おむつ交換台
  • みやこ(岩手県宮古市) 授乳室
  • 石神の丘(岩手県岩手町) 男性用トイレにベビーチェア、女性用トイレにベビーチェア・ベビーシート
  • 厳美渓(岩手県一関市)
  • もりおか渋民(岩手県盛岡市)
  • 平泉(岩手県平泉町) 乳幼児用設備と授乳スペース
  • 遠野風の丘(岩手県遠野市) 施設内に授乳室、キッズトイレ、おむつ台(施設内トイレは営業時間内のみ)
  • はなまき西南(岩手県花巻市)
  • くずまき高原(岩手県葛巻町)
  • だいとう(岩手県一関市)
  • 三滝堂(宮城県登米市) おむつ交換室
  • 硯上の里おがつ(宮城県石巻市) ベビーケアルーム
  • おおさき(宮城県大崎市) 授乳室・ベビー設備、キッズトイレ
  • ふたつい(秋田県能代市) 授乳室。女性用トイレに子ども用小便器・子ども用洋式
  • うご(秋田県羽後町) 授乳室は24時間。乳児用ベッドと温水が使える専用シンク付き
  • かづの(秋田県鹿角市) 授乳室は24時間
  • 大館能代空港(秋田県北秋田市) 授乳室、ベビーベッド
  • 十文字(秋田県横手市) 授乳スペース
  • 寒河江(山形県寒河江市) 授乳・調乳の乳幼児スペース、こども専用トイレ
  • 尾花沢(山形県尾花沢市) 授乳室
  • やまがた蔵王(山形県山形市) 授乳室(9:00〜17:30)、おむつ交換台、おむつ自販機
  • あつみ(山形県鶴岡市) 授乳室
  • 月山(山形県鶴岡市) 大駐車場側のトイレにベビーベッド
  • 米沢(山形県米沢市) 授乳室1部屋(給湯設備、おむつ替え台2台、授乳用椅子2台)、キッズトイレ
  • むらやま(山形県村山市) 西側に授乳室。西側男女トイレと東側女子トイレにオムツ交換用ベッド
  • 新庄エコロジーガーデン原蚕の杜(山形県新庄市) ベビールーム
  • 伊達の郷りょうぜん(福島県伊達市) 授乳室。多目的トイレにおむつ交換シート、女性用トイレに子供用1器
  • よつくら港(福島県いわき市) 情報館内のベビールーム(授乳・おむつ替え、ベビーベッド)
  • ならは(福島県楢葉町) ベビーシート1台
  • 裏磐梯(福島県北塩原村) ベビーベッド
  • 季の里天栄(福島県天栄村) ベビールームにおむつ交換台・レンジ・シンク・授乳用ベンチ
  • 国見 あつかしの郷(福島県国見町) 授乳室、ベビーチェア。男女それぞれのトイレにオムツ交換台
  • はなわ(福島県塙町) ベビーシート
  • いいたて村の道の駅までい館(福島県飯舘村) 授乳室、ベビーベッド/チェア付き個室、多目的トイレに子供用トイレ
  • ふくしま(福島県福島市) ベビーケアルーム(一部は24時間)。インフォメーションでおむつを扱う

関東(16駅)

  • かさま(茨城県笠間市) 授乳室(女性用)2スペース、おむつ交換室(男性用)。授乳室・おむつ交換室も24時間
  • ごか(茨城県五霞町) 授乳室
  • さかい(茨城県境町)
  • にのみや(栃木県真岡市)
  • おおた(群馬県太田市) 授乳室
  • 玉村宿(群馬県玉村町) 授乳・おむつ替えのスペース
  • くらぶち小栗の里(群馬県高崎市) ベビー用オムツ替え台
  • おがわまち(埼玉県小川町) 授乳室、キッズスペース
  • 庄和(埼玉県春日部市) 本館内と情報館内に授乳室・おむつ替えスペース(利用時は窓口かインターホンへ)
  • 果樹公園あしがくぼ(埼玉県横瀬町) オムツ交換台
  • グリーンファーム館山(千葉県館山市) ベビーコーナー
  • みのりの郷東金(千葉県東金市) 多目的トイレと男性用トイレにおむつ替え用ベビーベッド(24時間)。赤ちゃん用おむつ自動販売機
  • いちかわ(千葉県市川市) 授乳室に70℃以上の調乳専用浄水給湯器、おむつ替えベッド、授乳用椅子
  • とみうら(千葉県南房総市)
  • 足柄・金太郎のふるさと(神奈川県南足柄市) 授乳室
  • 湘南ちがさき(神奈川県茅ヶ崎市) おむつの取り扱い

甲信越(17駅)

北陸(11駅)

  • KOKOくろべ(富山県黒部市) 授乳室と紙おむつ・液体ミルク専用自動販売機(どちらも24時間)。男女トイレにオムツ替え台と子供用小便器
  • メルヘンおやべ(富山県小矢部市) ベビーコーナー(授乳室、おむつ替えシート)は24時間。子育て支援自販機
  • めぐみ白山(石川県白山市) 授乳室
  • しらやまさん(石川県能美市) 授乳棟。トイレにベビーチェア、オムツ替えシート
  • のと里山空港(石川県輪島市) 授乳室
  • 若狭熊川宿(福井県若狭町) トイレにベビーベッド1台
  • 河野(福井県南越前町) トイレにベビーベッド1台
  • シーサイド高浜(福井県高浜町) トイレにおむつ交換スペース
  • 越前たけふ(福井県越前市) 授乳室1部屋、おむつ替え台1台。24時間利用できるトイレにキッズトイレ
  • 恐竜渓谷かつやま(福井県勝山市) ベビールーム1室
  • 九頭竜(福井県大野市) トイレにベビーベッド2台

東海(53駅)

近畿(59駅)

中国(56駅)

四国(68駅)

九州・沖縄(97駅)

数え方

当サイトの施設情報(1,037駅ぶん)で、設備の項目「ベビーコーナー」が「あり」になっている駅を数えました。施設情報は、各駅の公式サイトか地方整備局のページの記載を書き起こしたものです。

出典ごとに、ベビーコーナーを書いている割合が大きく違います。

  • 四国地方整備局のページから取った駅は91駅のうち68駅、九州地方整備局は143駅のうち96駅、東北地方整備局は13駅のうち8駅、中国地方整備局は106駅のうち56駅、中部地方整備局は133駅のうち56駅、沖縄総合事務局は10駅のうち1駅が「あり」でした
  • 駅の公式サイトなどから取った駅は390駅のうち92駅でした
  • 近畿地方整備局(151駅)のページから取った駅は62駅でした。施設欄の「授乳室」のアイコン(12駅)と、トイレ欄・障害者用施設欄の「ベビーベッド」「ベビーシート」「授乳室」「おむつ交換スペース」などの記載から数えています。「ベビーベッドなし」と書かれた駅は数えていません。近畿の62駅の多くはトイレのベビーベッドで、授乳室があると書かれているのは一部です。2026年10月17日までは、当サイトの抽出の誤りでこれらを読めておらず、0駅としていました

このため、数は確認できた駅の下限です。県別・地方別の数を並べると、記載が無いだけの地域が「ベビーコーナーのある駅が少ない」ように見えてしまうので、比べていません。一覧の見出しの駅数も、その地方の多い少ないを表すものではありません。設備の項目が「なし」になっている駅(69駅)と、本文におむつ替えの記載があっても項目が「あり」になっていない駅は、数に入れていません。トイレ欄に「おむつ交換シート」と書かれていた田切の里と、「ベビーベット」と書かれていたかでなは項目が空でしたが、2026年10月18日に記載どおり「あり」に直して数に入れました。

中身(授乳室・おむつ替え・ベビーベッドなど・調乳・子ども用トイレ・おむつやミルクの販売)は、「あり」の439駅の施設情報のトイレ欄と備考から、授乳・おむつ・ベビー・調乳・子ども用トイレなどを含む文を抜き出して語の一致で数えました。おむつ自販機やおむつの販売は、おむつ替えには数えていません。24時間使えるかどうかは、同じ文の別の設備を拾ってしまうので数えず、例として挙げるだけにしています。注記の内容は2026年9月に確認した出典の記載です。

集計は npm run stats:columns -w @gaugo/server -- baby babydetail で数え直せます。

あわせて読みたい


この記事は、国土交通省道路局の「道の駅案内 概要」(2026年10月確認)と、当サイトの施設情報レイヤー(各駅の公式サイト・地方整備局ページの記載を書き起こしたもの。2026年10月時点)をもとに構成しています。授乳室やおむつ替えの場所・使える時間は変わることがあるので、出かける前にその駅の公式サイトでご確認ください。

よくある質問

授乳室のある道の駅は何駅ある?
出典でベビーコーナー(授乳室・おむつ替えの場所)があると確認できたのは439駅です。施設情報を確認できた1,037駅のうちの数で、書かれていない駅は数に入らないため、少なくとも439駅と読んでください。
道の駅のベビーコーナーは登録要件に入っている?
入っています。国土交通省は道の駅の登録要件の休憩機能に「子育て応援施設(ベビーコーナー等)」を挙げていて、駐車場・トイレと同じ欄に並んでいます(登録要件の記事)。
道の駅の授乳室は24時間使える?
駅によって違います。うごやKOKOくろべのように24時間使えると書かれている駅もあれば、やまがた蔵王の授乳室のように9:00〜17:30の駅もあります。夜や早朝に寄るなら、その駅の公式サイトで時間を確かめてください。
ミルク用のお湯がある道の駅はどこ?
調乳用のお湯・給湯・レンジが書かれているのは7駅です。いちかわは授乳室に70℃以上の調乳専用浄水給湯器、米沢は授乳室に給湯設備1台があると書かれています。
おむつを買える道の駅はある?
おむつやミルクを買えると書かれているのは7駅です。KOKOくろべには紙おむつ・液体ミルク専用の自動販売機、しらぬか恋問館とやまがた蔵王にはおむつ自販機があります。
子どもと遊べる道の駅。遊具・屋内の遊び場・水遊びのある103駅道の駅のソフトクリーム。ご当地の味が楽しめる92駅道の駅の野菜と直売所。地元の野菜が名物の100駅防災道の駅とは。選ばれた79駅の一覧と選定の条件

出典